お菓子の実験

蒸しプリンと焼きプリンの違いを実際に作って比べてみた

ルークです

プリンを家庭で作る場合、ほとんどの方は蒸して作るか、焼いて作るかと思います

ネットでレシピを調べても、この2つの作り方が多いです(固めるのに火を使わないで、ゼラチンなんかを使って作るプリンもあるけど)

初めてプリンを作ろうと思ったとき、蒸しか焼きか、どっちの方がいいのかな・・・っつうか違いってあんの?と迷ったことのある人もいるのではないでしょーか

自分も初めてプリンを作るとき、失敗したくなかったので

どっちの作り方が初心者でも失敗しにくいのか、悩みましたね

なので今回は、蒸しプリンと焼きプリンを実際に作って比べてみて、それぞれの作り方の特徴、実際食べてみた違いなんかをまとめていきたいと思います

蒸しプリンと焼きプリンの作り方の違いって?

蒸しプリンと焼きプリンの作り方の違いは名前の通り、

蒸すか、焼くか(あたりまえか)

蒸す場合、蒸し器で蒸さなければいけないと思ってしまうかもしれませんが、蒸し器がない場合は蓋つきのフライパンでも作ることができます

焼く場合はもちろんオーブンを使います

が、そのまま天板にのせて焼くのではなく、天板やバットにお湯を張ったところにプリンを並べて蒸し焼き状態にして焼くことが多いです

実際に作ってみる

違いがはっきりしたところで、実際に2つの作り方でプリンを作ってみましょ〜〜

今回作ったプリンの材料と分量はこちら

・全卵 1個

・卵黄 2個

・砂糖 40g

・牛乳 250g

・バニラオイル 4滴

〈カラメルソース〉

・砂糖 40g

・水 5g

・湯 25g

ココット4個分の分量なので、2つは蒸し、2つは焼きで作ってみます

作り方は普通のプリンとおんなじ

まずからめるそぉぉすを作る

砂糖と水を焦がして、好きな焦がし加減で火を止めお湯を入れる

個人的にはしっかりめに焦がすのが好き

ココットに流します

(同じ大きさのココットが3つしかなかったです(  ´•ω•`  ))

冷蔵庫に入れてカラメルソースをちょっとかためとく

次はプリン液作り

卵と砂糖を混ぜて、温めた牛乳をそこに加えて

バニラを加えます

漉すことでなめらかなプリンになります

できたプリン液があたたかい内に、カラメルソースを入れたココットに流して〜

こちらが焼きプリン用

バットにココットを安定させるためのペーパーをしいてからプリンを並べ、60〜70度くらいのお湯を半分くらいまで入れます

バットを天板にのせて、140度のオーブンで25〜30分焼きます

こっちは蒸しプリン用

今回はフライパン蒸しのやり方でやります

蒸す場合は蒸気が水滴になってプリンに入ってしまいやすいので、ココットにひとつずつラップをして

フライパンにオーブンと同じようにペーパーをしき、ココット半分くらいのお湯を沸かし、プリンを置きます

火をごくごく弱火にして、蓋をして10分間

10分経ったら蓋をしたまま火は消して、予熱で10〜15分おきます

できました

プリンを揺らしてみて、表面が均一な、弾力のある揺れ方をしていたらOK

加熱時間は2つとも大差ないけど、焼くより蒸す方が火を弱めたり強めたり、途中で様子を見ながら調節する必要があるので難しいかも

できあがりは2つの作り方で特に違いはないかなぁ

いざ実食!違いはあるのか

できあがったプリンをしっかり冷やして、いざ実食

左が焼きプリン、右が蒸しプリンです

見た目は変わらないように見えますが、実際に食べてみると何かちがうのでしょーか

蒸しプリン

こちらが蒸して作ったプリン

スプーンを入れると、めっちゃやわらけぇ

いや、ちゃんと固まってて火は通ってるんだけど、なんだろう、茶碗蒸しのちょっとしっかりしたやつ、みたいな

口に入れるととろりととろける食感で、やさしい味わい

いわゆる、なめらかプリンに近いプリンです

焼きプリン

そしてこちらが焼いて作ったプリン

わかります・・?

蒸しプリンと比べて、すくったときのしっかり感が全然違う

焼いているので、上の膜の部分が蒸しプリンよりも厚いです

食べた感じは、かための食感なのでしっかりプリンを食べてる感じがあるw

水分が蒸しプリンよりも飛んでいるからなのか、卵の風味がより強く感じられました

ぷっちんしてみる

1枚目が蒸しプリン、2枚目が焼きプリンです

今回はココットで作ったのであまり型抜きには向いていないのですが、せっかくなのでお皿に出してみました

ちなみに、型抜き(通称ぷっちん)する場合は高さのあるプリン型で作るとかっけぇ映えプリンになります

こんな感じっ

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比べてみるとやっぱり、やわらかさの違いがわかりますね〜〜

ぷっちんしたい場合は焼きプリンで作った方が良いかも

蒸しプリンと焼きプリンの違いまとめ

さて、2つの作り方で作ったプリンの違いをまとめてみます

〈蒸しプリン〉

・オーブンがなくても作れるが、火加減が少し難しい

・蒸した際に蒸気の水滴がプリンに入らないよう、ちょっと気を使う

・やわらかく、とろけるなめらかプリンに仕上がる

〈焼きプリン〉

・オーブンに入れてしまえばほぼ放置しててもうまくいく

・湯せん焼きにするので、天板を出し入れするのがちょっと大変

・しっかりかための食感に仕上がるので、型抜きする場合は特におすすめ

まとめ

蒸しプリンと焼きプリン、2つの作り方の違いを比べてみました

食べるまではそんなに違いってないんじゃないかって思ってたけど、実際食べ比べたり型抜きしてみると、結構違いがありましたな〜

ちなみに自分はかための食感がすきなので焼きプリン派なのですが、これ作った時一緒にいた友達は、断然蒸しプリンの方が好き!!!と申しておりました

軽く戦争がおこりかけました

自分が食べるなら自分の好きな作り方で、人に食べてもらうならその人の好みのプリンになるような作り方で、作ってみるのがいいですね

プリンについてもっと知りたくなった方はこちらの記事もぜひどーぞ

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それではまたっ