レシピ記録

人魚姫の涙【童話パフェ】

ルークです

新企画始動(?)

「童話の世界観をパフェで表現する」をコンセプトに、オリジナルパフェ作りを始めました

今回はアンデルセンの有名な童話、「人魚姫」をテーマに、パフェを作ってみたよ

製作過程を記録していこうと思います

「人魚姫」ってどんな童話?

「人魚姫」は、デンマークのハンス・クリスチャン・アンデルセンが作者の童話です

あらすじ

海の世界を治める王様の6人娘のうち、末娘の姫はとりわけ美しい人魚姫でした

海の上の人間の世界に憧れていた人魚姫は、初めて海の上へ上がったとき、溺れている人間の世界の王子を助けますが

助けられた王子は、たまたま近くにいた人間の娘が自分を助けてくれた人だと勘違いしていまいます

人魚姫は悲しみますが、海に戻ってからも王子のことが忘れられず、とうとう魔女に頼んで人間の足を手に入れます

ただし手に入れた足は一足歩くたびにナイフの上を歩くような鋭い痛みが走り、さらに、もし王子が人魚姫以外の娘と結婚してしまったら、人魚姫の心臓は破れ海の泡となって溶けてしまいます

そんな制約がありながらも人魚姫は人間として王子の側で過ごすことを選びますが、王子は人魚姫を妹のようには可愛がりますが恋愛対象としては見てくれず、ついに他の娘(王子が命の恩人だと勘違いをしている娘)と結婚の約束をしてしまいます

王子と娘の結婚式の日、悲しみにくれる人魚姫に、5人の人魚の姉は「これで王子を刺せば、また人魚に戻れる」とナイフを渡します

姉の言葉を聞いた人魚姫は、一度は王子を刺そうとしますが、いざ目の前にすると愛する人をどうしても刺すことができず、そのまま海に身を投げます

海に溶けていくと思われた人魚姫ですが、その心は地上に浮かび上がり、空気の精となって空にのぼっていったのでしたーー

 

悲しいお話ではありますが、最初から最後まで純粋であり続ける恋心にハッとさせられる・・・

幻想的な海の世界と現実的な陸の世界の対比が表現されているところが、深いお話だと思います

パフェの構成

人魚の世界と人間の世界をイメージした構成を意識

パフェ作り

素材作り

【ブルーベリーソース】

ブルーベリー砂糖を煮詰めてレモンジュースで酸味をプラス

【三日月ラングドシャ・魔女の砦チョコレートラングドシャ】

ラングドシャを焼いて三日月にカット

残りを四角くカットしてビターチョコレートでコーティング

【海の城ブルーベリーヨーグルトアイス】

水切りヨーグルトをベースに、ブルーベリーソースを合わせてマーブル状のアイスクリームに

【海色ソーダジュレ】

海を表現するためにソーダを使い、しゅわしゅわジュレに

水色はブルーキュラソー、赤系はフランボワーズリキュールを使いました

MONIN(モナン) ブルーキュラソウシロップ 250ml サントリー ルジェ クレーム ド フランボワーズ ベビー [ リキュール 200ml ]

色で迷走したのでたくさん作ってますw

【あめ】

パラチニットを加熱して飾り用のあめに

(偶然イルカみたいな形のができてちょっと嬉しい)

パラチニット顆粒(飴細工用のお砂糖) / 200g TOMIZ/cuoca(富澤商店) 白い砂糖 その他白い砂糖

【空色クリーム】

生クリームにブルーキュラソー、砂糖を加えて空色のクリームに

【人魚姫の涙ホワイトチョコレートソース】

ホワイトチョコレート、生クリームを合わせてソースにし、真珠に見立てた丸いシリアルチョコを加える

組み立て

パフェグラスにブルーベリーソース、チョコレートラングドシャを詰めて〜

使ったパフェグラスは最近お気に入りのやつ

山下工芸 フォーチューンアイスクリーム 12.5×12.5×18cm 13892000

赤紫色のジュレ、ブルーベリーヨーグルトアイス、ブルーベリー、苺、さくらんぼを入れます

水色のジュレをふちいっぱいまで詰めたら、上に空色クリームをぐるっと絞り

あとはアニラアイス、フルーツ、あめ、三日月ラングドシャを飾って

最後に人魚姫に見立てた水色のわたあめを乗せ、ホワイトチョコレートソースを添えて・・・

完成!

中は深海をイメージした暗い色の下層から綺麗なマリンブルーの上層、表面は陸の上と月夜をイメージしております

わたあめに人魚姫の涙がかかるとしゅん、と溶けて・・・

泡となって消えてしまった人魚姫を表してみました

ちなみに水色のわたあめは、色付きのざらめを使って作ってます(楽しかった)

綿菓子用 カラーザラメ 7色セット 各100g入

まとめ

「人魚姫」一番好きな童話です

デ○ズニーの明るい雰囲気をイメージする方も多いと思いますが、原作のお話はせつない恋物語なんですよね

幻想的な雰囲気を出すにはどーすりゃいいかな〜って考えながら作るの楽しかったです

それではまたっ