ルークです
童話パフェ第4弾!
今回のパフェはグリム童話「ラプンツェル」をテーマに作りました!
「ラプンツェル」ってどんな童話?
「ラプンツェル」は、グリム童話に収録されているお話の1つです
あらすじ
むかしむかしあるところに、ある夫婦がいました
夫婦の住む家の隣には妖精が住んでいて、妖精の住む家の庭にはラプンツェルという野菜が育っていました
夫婦にはじめての子供が授かり、妊娠した妻はそのラプンツェルがどうしても食べたくなり、「ラプンツェルを食べないと死んでしまう・・・」と夫に訴えました
妊娠で弱っていた妻にラプンツェルを食べさせたいと考えた夫は、妖精の庭に忍び込み、ラプンツェルを盗んで妻に食べさせます
その美味しさに虜になってしまった妻は、もっとラプンツェルが食べたいと夫に頼み、夫は仕方なく再びラプンツェルを盗みに妖精の庭に行きますが、今度は妖精に見つかってしまいます
事情を聞いた妖精は、「ラプンツェルを持っていってもいいが、そのかわり子供が生まれたらこちらによこせ」と言います
本末転倒な取引ですが、妖精に怯えた夫は応じてしまいます・・・
そうして無事に生まれた子供は女の子。しかし妖精との約束のため、夫婦は生まれたての状態で手放さなければなりませんでした
妖精は女の子に「ラプンツェル」という名前をつけ、森の中の高い塔に閉じ込められて育てました
妖精はラプンツェルの長い金髪をはしごのようにして、塔に出入りしていました
ある日、偶然森の中を歩いていた王子が塔から聞こえる美しい歌声に惹かれ、閉じ込められているラプンツェルを見つけます
妖精の真似をし同じ方法で塔に入ってきた王子にラプンツェルは驚きますが、次第に王子を気に入り、二人は毎日のように逢瀬を重ねるようになりました
ある日ラプンツェルの「おばさん。私、洋服がきつくなってしまったの。どうしてかしら?」という問いでラプンツェルの妊娠を知った妖精は、王子とこっそり会っていたことに怒り、ラプンツェルの髪を切り落とし、そのまま荒野に追い払ってしまいます
その後何も知らない王子がいつものようにラプンツェルに会いに来ますが、待っていたのは待ち受けていた妖精。「ラプンツェルはもういない」と知らされた王子は絶望し、塔の上から身を投げ、その衝撃で両目を失明してしまいます・・・
7年後。
盲目のまま、それでもラプンツェルを探して森をさまよっていた王子は、ついに男女の双子と暮らしているラプンツェルとめぐり会います。
うれし泣きするラプンツェルの涙が王子の目に落ちた瞬間、なんと王子の目は治り、見えるようになったのです・・・
王子はラプンツェルと子供たちと共に国へ帰り、幸せに暮らしましたとさ。
これはグリム童話の初版のお話ですが、性的描写やグロテスクなシーンもあるのでディズニー映画の物語とはだいぶ違いますね。
読み手によって読み取る教訓が様々なところも面白いお話だと思います
ラプンツェルの髪の毛の花飾りや、相棒としてカメレオンのキャラクターが出てくるのはディズニー版オリジナルの要素ですが、これも取り入れてパフェにしていこうと思います!
「ラプンツェル」の童話パフェ作り
素材作り
【白ワインとレモンのゼリー】
ソーダをベースに白ワインとレモンを加えて、少し固めのゼリーを作ります
【ラプンツェルの髪】
マシュマロフォンダントでラプンツェルの髪の毛を作ります
黄色に着色して、長い三つ編みを作って
こんな感じで使うグラスに合わせて長さを決めました
同じくマシュマロフォンダントで作った小花とリボンをつけて、このまま乾燥させときます
マシュマロフォンダントについて、詳しい作り方はこちらの記事にまとめてあるので読んでみてNE!
ちなみにラプンツェルの髪は最初パイ生地で作る予定でやってみたんだけど、なんか違うなー・・・と思ってやめましたw
【パスカルのベロ】
パスカルはカメレオンなので、ぐるぐる長いベロをシュー生地で作ります
いろいろ絞ってますが・・・w
シュー生地は細く絞って焼くだけで飾りに使えて便利!
組み立て
まず、底にレモンシロップを入れてから、その上に白ワインのゼリーを入れます
途中でブルーベリーも入れつつ、下は黄色、上は透明のグラデーションになるように・・・
塔に巻きつく草に見立てたタイムも入れます
このあとは
シャンティ→砕いたパイ→ブルーベリーシャンティ→レモンのアイスクリーム→ブルーベリーとバニラのアイスクリームの順に入れていきます
最後にシャンティ、ブルーベリー、レモンスライス、パスカルのベロに見立てたシューを飾って完成!
ラプンツェルのパステルな黄色と紫色のイメージカラーが好きなので、寄せてみました!
試作で一番上にブルーベリーを塔みたいに積み重ねたりとかもしたけど、色が濃すぎてやめましたwこっちのふんわりした方の色の方がかわいくて好き
グラスはクリームソーダ職人のtsunekawaさん考案のものです。かわいい
背の高いグラスにはパフェスプーンが必須ですね
これからパフェが似合う季節になってくるので、童話パフェも定期的に作っていきたいなと思いまっす!
それではまたっ